杉下の立ち位置に関する考察、その2です。
前回は安藤を除いたキャラクターを対象に杉下の立ち位置に関する演出ルールを推理してみました。
そのルールは四つありました。
今日の安藤編では、それぞれのシーンが、どこに該当するか、ではなく、四つのルールから外れたシーンに言及したいと思います。
それは、ゴンドラで二人で昇る朝日に向かい、水平線を眺めたシーンです。
この時、杉下は風にあおられて、安藤の左腕を掴みました。
左腕です。つまり杉下は安藤の左に立っていた。
先のルールで行くと、左に陣取るケースは二つ。テーブルの角に座る場合(ルール3)とわだかまりがある場合(ルール2)です。
ルール3はテーブルへの着座時という条件が付きますので、対象外。そうするとルール2、となりそうですが、はて?この時杉下は安藤に対するわだかまり、と呼べるものがあったでしょうか?
私には見つけられません。
もし、安藤に対して心を開いているなら、杉下は安藤の右にいたはず。でもそうではない、という事は?
これはある種の製作側からのサジェスチョンだったのでは無いでしょうか?つまり、他のシーンでは安藤がドラマ内で背負った役回りとして、さも杉下に安藤への気がある、という刷り込み、カモフラージュをしたけど、本当のことを言えば、杉下は安藤に気は無いんだよ、というものです。
ただ、これについては、先に言った通りどうとでも演出して如何様にも見せることができる領域の問題なので、謎解きの根拠にする意思はないです。
あくまでティーブレイク用の話題としての提供です
参照
杉下の立ち位置のくせ
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