つらつらと『Nのために』を考えてここまで来たのですが、ここのところ、心を捉えて離さないあるフレーズがあります。
♫いつくしみ ふと わけあって
♫傷をなめあう 道化芝居
このフレーズ、実はドラマと全く関係ない、あるアニメのものです。
それは『伝説巨人イデオン』(年がバレる〜⁉︎)というサンライズが製作したロボットアニメのエンディングテーマで戸田恵子が歌った『コスモスに君と』という曲の一節です。
話そのものは、星間空間に飛び出した人類が異星人との戦争で、敵味方とも、誰も救われない全滅、という話で、その抗争の中で異星人間の愛が描かれる物語です。
よくもまあ、あの時代にサンライズがターゲットとしては十代前半から半ばを狙ったであろうアニメで、誰も救われない、視聴者の気持ちが落ち込む事確実な物をつくったな、という作品です。
作品についての紹介はこの辺でやめておきますが、上記のフレーズが、非常に『Nのために』の世界観との親和性を感じるんです。
杉下と成瀬の愛
西崎と奈央子の愛
杉下が西崎に惹かれた心情
妙にフレーズに合致するとおもいませんか?
歪んだ愛情感がダダ漏れじゃないですか。
YouTubeで映像が見れます。
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