2015年6月25日木曜日

成瀬は安藤に嘘は言っていなかった 前言の撤回


以前、成瀬と安藤が会ったシーンの評価として、成瀬は安藤に嘘をついた、と記載しました。

具体的には成瀬のこのセリフです。
「杉下があの時考えていたのは安藤さんの事だと思います。あなたを守ろうとしていました」

以前は、成瀬の認識として杉下が偽証及び外鍵の隠蔽を図ったのは西崎の為で、安藤の為ではない、だからこれは成瀬が嘘を言っている、と判断したんです。

ですが、成瀬のこの発言、嘘ではない事に気付きました。
成瀬は野口に杉下が追い込まれた状況、野口が部屋を出てきた状況について成瀬自身が到達した認識を安藤に話ししたんです。

成瀬は杉下が安藤の事で野口から追い込まれ、計画をバラす事で安藤を野口からまもろうとした、と認識しています。成瀬が安藤に話したのは、ここの部分についてだったんです。だからその限りについては成瀬は安藤に嘘を言っていない事になります。

そんな事、成瀬に分かるはずないのでは?成瀬も安藤と同じく事件について殆どの説明を受けていない、という意見はあられるでしょうが、何故野口と西崎が争ったのか?について成瀬が知り得た状況から推論を推し進めると到達し得る認識です。

成瀬は嘘をついた、との前言は撤回します。
ですが、成瀬と安藤が対峙した、夕焼けのシーンはやはり不要だったという評価は変わりません。
視聴率欲しさに挿入されたという認識も変わりません。

参照
安藤と成瀬が会ったシーンの評価
事件に対する成瀬の認識の到達度の検証

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