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2015年7月21日火曜日

作戦の失敗について杉下の怒りが西崎へ向いていない事


これはネタ募集!でいただいた匿名様からのメッセージに対する回答です。
掲載した場所が期間限定の場所なので、本編へ移す事にしました。同じく疑問を持たれる方が後からでも読めるよう、場所を移します。

Q&A形式で記載します。原文そのままです。
一応、末尾にここでの議論のベースになる参照先も載せておきます。

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Q.
motoさまは、チェーンの外鍵をかけ事件の凄惨性を導いた安藤に対する希美ちゃんの怒り・嫌悪感を指摘していらっしゃいますね。私も、そのことに納得しています。
ただ、私の感覚からすると、希美ちゃんが安藤以上に怒りや嫌悪感を覚えるはずなのは西崎さんのような気がするのです。
N作戦2の話し合いの時に成瀬くんが言ったように、また、奈央子が西崎さんに「助けて」と電話してきた後 希美ちゃん自身が提案したように、これは「警察に相談すべき」問題だったのです。それなのに西崎さんは、「自分が助ける」と固執した。そのうえ、花を買うのに手間取り大幅な遅刻をするという失態を犯し、希美ちゃんを追い詰めてしまった。更に、安藤への余計な挑発。
つまり、N作戦2の失敗の原因は西崎さんにあり、西崎さんの誤った判断さえなければ、希美ちゃんは計画をばらすことも、事件で深い罪の意識を背負うこともなかったと思うのです。希美ちゃんのN=西崎さんだったから、成瀬くんを失うことになっても、西崎さんへの怒りや嫌悪は湧いてこなかったのでしょうか?私には、西崎さんに会わなければよかったと思ったことは一度もないという希美ちゃんの気持ちが分かりません。
motoさまは、どう思われますか?
よろしかったら、お考えをお聞かせください。

A.
杉下が怒り、嫌悪を向ける先がなぜ西崎でないのか?
これについては、ここでお答えします。安藤の行為と西崎の行為の性質が異なるからです。
ご指摘の西崎の部分は失敗、ミスです。
ですが安藤の外鍵を掛ける行為は、その人間性に疑問を抱かざるを得ない行為です。まず動機が安藤の成瀬への嫉妬(事件時、杉下はこれ以上認識できていません)という自己本位なものである上、その方法が密室を作り出すという危険極まりない行為です。

例えば、
待ち合わせをした友人が道を間違えて約束の時間に遅れて、予定していた電車に遅れた場合。

途中で立ち寄ったトイレで友人にいたずらで外から閂を掛けられ、なんとか脱出して電車に間に合った場合。

匿名さんはどちらの友人に怒りを覚えますか?
これは、こういったレベルの問題なのです。結果に対する影響度だけで人の感情は測れません。
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参照先
N作戦2における杉下の魂胆
安藤が真相を誰からも教えてもらえない理由

2015年7月10日金曜日

なぜ杉下は安藤と会ったのか


杉下は事件の凄惨化に繋がった安藤の外鍵をかけた行為に、不信と嫌悪を覚えました。
それでもなぜ安藤に会ったのか?

安藤からのメールに、すぐさま削除しようとしました。杉下が安藤を受け入れていないからです。しかしその操作の前に間髪入れずに高野が安藤に会いに来たというメールが届きます。
高野は未解決のさざなみの放火事件を駐在として担当し、成瀬と杉下に疑惑を感じていました。その高野がスカイローズガーデンの安藤に接触した…

杉下は高野が何を追っているのか、その情報を安藤から引き出したくて安藤に会ったんです。その後も含めて都合三回、杉下は安藤に会っていますが、全ては高野が追っているものを安藤経由で情報を得る目的で安藤と会った、と見た方がすんなりと理解出来ます。

ですので、安藤の指輪に涙するシーン、これは私は元から安藤のプロポーズで事件の真相が一つ明らかとなり、罪の意識に苛まれての涙だったわけですが、公式サイト2月28日のsora様の投稿の『杉下は安藤の指輪をはめない』指摘も、この解釈であれば、すんなりと通るんですね。

参照
安藤が真相を誰からも教えてもらえない理由
安藤の指輪に対する杉下の涙の本当の訳