…続き
そうすると一番難しいのは何気に西崎が予定通り奈央子を連出した後といえます。
この場合、どう展開するか
予定では成瀬が到着するのは西崎が連出した後。成瀬が到着する前か、若しくはその後かは別としても、いずれ野口は奈央子不在に気付く。
仮に奈央子不在の理由に野口が気付かず、奈央子を暫く待つ、という事であれば成瀬は食事会の準備を淡々と進める。この限りにおいて、彼は野口宅に 居続ける事が出来る。
問題は野口が奈央子の連出しに気付いた場合です。そしてどこかでそれはやって来る。このときにどう振舞うか?
この時、成瀬としてはそれ以上野口宅に留まる理由はない。自然に振舞うなら彼はその後を安藤に託して野口宅を去るのが道理。でも杉下は野口及び安 藤の関係性から成瀬と一緒に野口宅を離れる、というのは不自然。まして野口がその後に共謀の可能性に気付いた時その向け先が杉下となる可能性はゼ ロではない。
そうすると、成瀬としては杉下を自分から離す展開は避けたいと考えると思うのです。
もう一つは安藤と野口の関係についてです。
杉下は安藤を巻き込みたくない、と考えていた。作戦の展開次第でどのように転ぶかは不明でありつつ、安藤を野口の攻撃対象から除外するには野口の 前で安藤が作戦に無関係である事を宣言するのが一番効果的です。そうであれば仮に野口のDVの立証に不調を来しても、安藤が会社に対して三人によ る計画を理由に野口の不当な攻撃を事前に防止する口実を作ってやる事が出来る。
そして最後の一つが自分と杉下の関係性です。
杉下と安藤を野口宅に残すと安藤が杉下にプロポーズする機会を残す事になる。杉下の気持ちは見えないけれど、安藤に勝ちうるとすると、シャルティ ヒロタのオーナーの弁の通り『言ったもん勝ち』の状況を作りたい。そうすると確実に安藤のプロポーズ機会を潰したい。
以上を考慮すると、成瀬としては確実に杉下を野口の下から隔離し、安藤の地位保全に配慮し、且つ安藤とのプロポーズ競争に勝ちうるポジションを得 るには、野口、安藤、杉下の前で、成瀬自身が西崎・杉下・自分による作戦の暴露が一番効果的、となると思うのです。
ですので、巷で期待されている『成瀬の起死回生の一手』とは成瀬による作戦暴露であり車中で考えていたのは、この事ではないか?と推理しました。
2015年12月30日水曜日
2015年12月29日火曜日
成瀬が車中で考えていた事は野口への作戦ばらしだった? その一
一つ面白い事を思いつきました。成瀬が野口宅へ向かう車中で考えていた事です。
このシーンについては従来私は安藤に対抗して杉下へプロポーズすべきか?その際さざなみの真相を杉下に話した時、杉下はどう反応するか?について 考えていたと思っていたんです。
ですが、N研でひまわりさんやしのぶさんと作戦の安藤への影響とそれについての展開をここのところ議論していて、今日ひらめいた事があります。
それは成瀬自身が作戦をどう終結させようと考えていたか?です。
実は作戦会議において、ここは殆ど議論されていません。作戦会議で出ていたのはせいぜいが、『野口が成瀬くんに八つ当たりしたら…』くらいのもの で、西崎が奈央子を連出した後の展開と現場からの離脱については未規定なんですね。西崎は完全に成瀬と杉下だのみですし、杉下はあまりこの手の先 を読む、という事にうとい。結局ここの部分は成瀬だのみの状態です。
物語が結局は心中となり、はっきり言ってしまえばここの部分ってまったくストーリー展開に影響を与えないのですが、ひょっとしたら、ここの解釈で その後のエピソードの見え方が変わるかも、と想い検討してみます。
仮に成瀬が作戦の終結方法を考えていたとして、どういうシチュエーションを想定したか?ですが、これは西崎が無事奈央子を連れ出した場合のみ、と 思っていいと思います。
西崎自身が奈央子が外に出る事を嫌がる可能性を口にしますが、それは成瀬には伝わっていない。西崎から伝わっていない状況を成瀬が想定するのはな い、と思っていいでしょう。同様に連出しに失敗する、という状況も想定していなかったはずです。この場合は西崎が室内で野口と対峙している状況が 予想されますから、それを見守り、仮に野口が手を挙げれば警察を呼ぶ、という考えで方が付く。
続く…
このシーンについては従来私は安藤に対抗して杉下へプロポーズすべきか?その際さざなみの真相を杉下に話した時、杉下はどう反応するか?について 考えていたと思っていたんです。
ですが、N研でひまわりさんやしのぶさんと作戦の安藤への影響とそれについての展開をここのところ議論していて、今日ひらめいた事があります。
それは成瀬自身が作戦をどう終結させようと考えていたか?です。
実は作戦会議において、ここは殆ど議論されていません。作戦会議で出ていたのはせいぜいが、『野口が成瀬くんに八つ当たりしたら…』くらいのもの で、西崎が奈央子を連出した後の展開と現場からの離脱については未規定なんですね。西崎は完全に成瀬と杉下だのみですし、杉下はあまりこの手の先 を読む、という事にうとい。結局ここの部分は成瀬だのみの状態です。
物語が結局は心中となり、はっきり言ってしまえばここの部分ってまったくストーリー展開に影響を与えないのですが、ひょっとしたら、ここの解釈で その後のエピソードの見え方が変わるかも、と想い検討してみます。
仮に成瀬が作戦の終結方法を考えていたとして、どういうシチュエーションを想定したか?ですが、これは西崎が無事奈央子を連れ出した場合のみ、と 思っていいと思います。
西崎自身が奈央子が外に出る事を嫌がる可能性を口にしますが、それは成瀬には伝わっていない。西崎から伝わっていない状況を成瀬が想定するのはな い、と思っていいでしょう。同様に連出しに失敗する、という状況も想定していなかったはずです。この場合は西崎が室内で野口と対峙している状況が 予想されますから、それを見守り、仮に野口が手を挙げれば警察を呼ぶ、という考えで方が付く。
続く…
2015年5月19日火曜日
事件に対する成瀬の認識の到達度の検証
西崎:「作戦は失敗だ。警察に通報してくれ。警察には作戦の事は黙っておこう。俺が一人で奈央子を連れ出す積りだった。」
杉下:「でも…」
************************
(成瀬のモノローグ)
西崎は自分でやった、ということか?そういう意味だな?でも杉下はそれを否定しようとした。
なぜ西崎は奈央子を連れ出せなかった?
玄関が荒れていた。野口と西崎の取っ組み合いは玄関から始まり、ダイニング、そしてリビングに場所が移ったという事だ。
もし入室後直ぐ野口との取っ組み合いが始まったなら脱出できる。
西崎の入室段階で奈央子が野口に捕まっていたとしたら、西崎は奥まで立ち入るだろう。野口との取っ組み合いは玄関からは始まらない。
そうすれば奈央子は西崎が入室した段階で玄関にいたはずだ。取っ組み合いまで若干の時間があったはずだ。その間に鍵はかけられた。
なぜ脱出に時間を要した?
奈央子が渋ったからか!奈央子が脱出を渋り、西崎はそれを説得していた。その間に鍵がかけられた!なぜ奈央子が脱出を渋った?詳細はわからん。
そしてその場に野口がやってきて取っ組み合いが始まった。たまたま野口が玄関に現れたのなら西崎は単に花屋だ、と言い逃れる事が出来る。野口は奈央子の不倫相手としての西崎を認識して玄関に現れた。なぜ玄関にいるのが奈央子の不倫相手と野口にわかった?
奈央子が事前に野口に漏らしていたなら、野口は最初から玄関にいたはずだ。
杉下か?杉下が何らかの事情で西崎が奈央子を連れ出す計画を野口に漏らしてしまったという事か。
それはなぜ?詳細はわからんがとにかく杉下は野口に追い詰められて、切羽詰まって計画を野口に漏らしてしまったんだ!
杉下は計画をバラすことで、野口と西崎を揉めさせて、警察沙汰にしようとしたんだ。西崎が口にしたアイデアだ。だけど通報出出来なかった。杉下が計画を変更するほどに追い込まれた理由は?何を野口から守ろうとした。西崎でもないし、当選俺でもない。奈央子なら、当初の計画でいい。とすると残るは安藤だ。杉下は安藤を計画にまきこみたくなかったようだ。そうすると安藤に関して、何か杉下は野口から追いこまれ、警察沙汰にすることで安藤を守ろうとしたのか!
計画は奈央子を救出するためのものだ。西崎や杉下が奈央子をを殺害するはずが無い。仮に西崎がやったとするなら夫の野口だ。そうすると野口が奈央子を殺害した事になる。
本当にそうか?
先に野口と西崎が揉めていたはずだ。その状況で先に野口が奈央子を刺すには一度西崎から離れて奈央子に向かわなければならない。そんな暇、西崎が延びてでもいない限り出来ないだろう。仮にそうだとしても、野口が奈央子を刺した直後に西崎は燭台で野口の後頭部を殴打しないといけない。そんな事は延びた人間には無理だ。そうすると杉下か?杉下が野口を殴打した?
しかし杉下は、血に汚れたブランケットを持っていた。服も汚していた。介抱した、という事だ。野口を殴打した直後に、倒れた人間を介抱しうるか?無理だ。だとすると、このシナリオは成立しない。奈央子を刺した野口を西崎も杉下も殴打していない。
そうすると、野口が先に殴打されたのちに奈央子はが刺されたことになる。
誰が野口を殴打した?
先に野口と西崎がもみ合っていた。もみ合っている相手の後頭部を西崎が殴打するのは不可能だ。そうすると誰が野口を殴打した?杉下?もみ合いの間で、西崎が危険になり、それを助けるため杉下が野口を殴打した?でもこれもさっきと同じだ。殴打直後に杉下が介抱など出来るはずがない。
そうすると、やはり野口を殺害したのは杉下ではない。西崎でもない。とすると奈央子が野口を殴打した、その後に奈央子は自殺を図った。杉下は介抱した。つまりは心中だ。西崎は奈央子の罪を被ろうとしている!俺も杉下に代わって放火しようとした事がある。奈央子に対する愛故か。
心中とすると奈央子は野口から離れる気など無かった。
でも奈央子は自ら西崎に来ることを求めたんじゃないか。なんの為に?あの時部屋にいたのは杉下だ。野口が西崎と奈央子を疑っていたと同様に、奈央子は杉下と野口の関係を疑っていた?奈央子は西崎に杉下を野口から引き離して貰いたいが故に、西崎を呼んだんだ!
西崎を救う方法はないか?そもそも心中じゃないか。西崎が罪をかぶる必要はない。
正直に証言したら?奈央子がDVを受けていた。奈央子の体を調べればすぐわかるはずだ。だから3人で協力して奈央子を助けようとしたが外鍵が掛けられていて脱出できず、心中となった。
ダメだ。計画の結果が心中なんて警察が信用するはずが無い。さざなみの時の警察を思い出せ。警察の捜査能力なんて信用できない。そうなれば杉下が殺害の関与の嫌疑にさらされる。展開によっては、杉下が犯人にされかねない。計画は無しだ。
杉下を守る為には西崎を切るしかない。計画は隠蔽する。
警察は三人の関係性も調べるだろう。特に俺は杉下とさざなみで繋がっている。それは調べられればすぐわかる。当然計画を一緒に練る関係性を疑う。偶然、それを装う。それで突っ切る。
鍵はどうする?
鍵がかかっていた事で、西崎の情状酌量を得られる可能性はある。誰がかけたかは分からないが、それで西崎を多少とも救うことが出来る。
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(成瀬:『どうして、今自分がここに居るのか解った…』)
成瀬:「大丈夫、全部偶然だって言えば良い。俺と杉下は何も知らんかった。それでいいね」
西崎:「杉下を護ってやってくれ」
安藤:「何があった」
西崎:「逃げられなかった」
安藤:「俺のせいだ」
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(成瀬のモノローグ)
西崎はなんで状況の説明をしない?西崎は安藤が鍵を掛けたのを知っているのか?
安藤と西崎は会ったんだ!それで安藤は何がしかの計画に気付いたんだ。
安藤は杉下にサプライズのプロポーズを予定していた。それが出来なくなる事を予想した。
それで鍵を掛けた。でも何故?安藤が知りたかった事はなんだ?杉下がプロポーズを受けてくれるかだ。プロポーズが出来なくなる代わりに、室内の混乱を作り出して、杉下が自分を頼るかをためした?でも、プロポーズなら後からでも出来る。後からでは出来ない事が前提で、今試した?
安藤は作戦の外の人間。作戦が終わった後では杉下の気持ちには入り込めないと判断したんだ。そうすると、入り込めない理由は作戦の参加者にある。
西崎?でも西崎は杉下の気持ちには気づいてない。仮に安藤が杉下の西崎への気持ちを知っていたとしても、問題じゃない。すると俺か!安藤は俺と自分のどちらを取るか、試したんだ。安藤は俺が計画に参加していることと、俺と杉下の関係性を何らかの形で知ったんだ。
偶然、という言い訳が通らなくなる。安藤に鍵を掛けた理由を喋らせてはならない。
安藤は自分からは言わないだろう。それは自分が良く分かる。いえない。こちらから鍵がかかっていたことは隠蔽する。それで安藤の証言を封じよう。
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杉下:「外からドアチェーンかかっとった事、警察には言わんで」
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