ガルちゃんの考察を読んでいて、不思議な論を見ました。
成瀬が安藤のプロポーズの意向を知って、安藤と杉下が恋人関係である、と成瀬が誤解したという論です。
ここで一つ前提としたいのが、成瀬は他人の行動意図を、それが杉下の自分に向けられたものでない場合には非常に正確に類推出来る、という特徴があります。
この前提に立った上でこの時の成瀬の類推を追ってみたい。
成瀬は安藤と野口が会社で直接の上下関係である事は事前の打ち合わせで知っている。そしてプロポーズ予定が野口からもたらされた情報であるから、野口も安藤と杉下をそういう関係だと理解している。
杉下が安藤に恋愛感情があるなら、自分が野口からそう見られている事を当然理解しているはず。杉下が野口夫妻の間に介入したら野口にも当然知れる。杉下は恋人たる安藤が置かれる立場をどう考えるか?自分の行動で恋人たる安藤の野口に対する立場が悪くなる事が予想されるわけで、恋人たる杉下にそれが許容出来るか?と考えると、成瀬には杉下には安藤に対してそのような感情はない、という結論になる。
だからプロポーズの情報を聞いて成瀬が、杉下と安藤が恋人関係であると誤解する事は無いんです。
2015年10月22日木曜日
2015年9月26日土曜日
成瀬のプロポーズの日付けの比定について
私は成瀬の杉下へのプロポーズを12月25日と比定しています。
これについて某所でどのように比定したのか?と質問を受けました。
チョッとしたネタとしてアップします。
西崎が安藤をテストし、その安藤の答えに満足出来なかった西崎が成瀬に杉下の病気を伝えます。それを受けて成瀬が翌日に杉下へ会いに行き、杉下へプロポーズした。
成瀬が杉下へ会いに行ったのが西崎の電話の翌日、と同定できるものは有りませんが、この時西崎は成瀬に杉下の病状を包み隠さず話しているものと思われ、杉下大事の成瀬がわざわざ日を開けるとも考えにくい。よって西崎の電話の翌日に成瀬が杉下に会いに行った、としました。
そうすると、後は西崎が安藤を駆使若丸に呼び出した日を同定出来ればいい。
西崎は実家へ挨拶した後に安藤を駆使若丸へ呼び出しています。
そして安藤を呼び出す前に、クリスマスのパーティをする家庭を窓外から眺めたんですね。
このクリスマスパーティの描写から、この日を12月24日と比定しました。
つまり西崎が安藤をテストした翌日が成瀬が杉下にプロポーズした日。テストした日は24日だからその翌日は25日。
このように比定しました。
参照
Nのために 記念日一覧
これについて某所でどのように比定したのか?と質問を受けました。
チョッとしたネタとしてアップします。
西崎が安藤をテストし、その安藤の答えに満足出来なかった西崎が成瀬に杉下の病気を伝えます。それを受けて成瀬が翌日に杉下へ会いに行き、杉下へプロポーズした。
成瀬が杉下へ会いに行ったのが西崎の電話の翌日、と同定できるものは有りませんが、この時西崎は成瀬に杉下の病状を包み隠さず話しているものと思われ、杉下大事の成瀬がわざわざ日を開けるとも考えにくい。よって西崎の電話の翌日に成瀬が杉下に会いに行った、としました。
そうすると、後は西崎が安藤を駆使若丸に呼び出した日を同定出来ればいい。
西崎は実家へ挨拶した後に安藤を駆使若丸へ呼び出しています。
そして安藤を呼び出す前に、クリスマスのパーティをする家庭を窓外から眺めたんですね。
このクリスマスパーティの描写から、この日を12月24日と比定しました。
つまり西崎が安藤をテストした翌日が成瀬が杉下にプロポーズした日。テストした日は24日だからその翌日は25日。
このように比定しました。
参照
Nのために 記念日一覧
2015年9月24日木曜日
『杉下の人生や…』と『成瀬の杉下への怒り決別説』の整合
さて、私は『成瀬の杉下への怒り決別説』採用する事にしました。ですが『成瀬は杉下のN=西崎と誤解した説』も捨てていません。
成瀬は杉下のNについて、二重の誤解をした、と判断しています。
つまりこういう事です。
作戦への参加経緯から杉下の偽証受入までが杉下のN=西崎、の誤解。
杉下の安藤入室阻止行動から西崎の電話までが杉下のN=安藤、の誤解
西崎の電話以降が杉下のN=西崎、の誤解
つまり先ず西崎、という誤解があり、その上に安藤という誤解が上乗せされた。高野との会話、および西崎からの説得で安藤については誤解は解消したものの、依然西崎については解消していない、という判断です。
何故このような判断になったのかというと、成瀬のプロポーズ時のセリフ『杉下の人生や、杉下の好きにしたらええ』が原因です。
高野及び西崎との会話で成瀬は安藤については誤解であった事が分かっていた。それでもなおかつ上記発言が出る、という事はこの時点においても成瀬にはなお別の男が杉下の中にいる、と想定して会話している事になるのです。
参照
成瀬の『杉下のN=安藤誤解説』への転向 1〜3
『成瀬の杉下への怒り決別説』採用による変更点概要
成瀬が杉下に『杉下の人生や、杉下の好きにしたらええ』と言った理由
成瀬は杉下のNについて、二重の誤解をした、と判断しています。
つまりこういう事です。
作戦への参加経緯から杉下の偽証受入までが杉下のN=西崎、の誤解。
杉下の安藤入室阻止行動から西崎の電話までが杉下のN=安藤、の誤解
西崎の電話以降が杉下のN=西崎、の誤解
つまり先ず西崎、という誤解があり、その上に安藤という誤解が上乗せされた。高野との会話、および西崎からの説得で安藤については誤解は解消したものの、依然西崎については解消していない、という判断です。
何故このような判断になったのかというと、成瀬のプロポーズ時のセリフ『杉下の人生や、杉下の好きにしたらええ』が原因です。
高野及び西崎との会話で成瀬は安藤については誤解であった事が分かっていた。それでもなおかつ上記発言が出る、という事はこの時点においても成瀬にはなお別の男が杉下の中にいる、と想定して会話している事になるのです。
参照
成瀬の『杉下のN=安藤誤解説』への転向 1〜3
『成瀬の杉下への怒り決別説』採用による変更点概要
成瀬が杉下に『杉下の人生や、杉下の好きにしたらええ』と言った理由
2015年6月26日金曜日
何故杉下は安藤からプロポーズされた事を西崎に話したのか
西崎へ杉下が安藤からプロポーズされた事を話した事情を考えます。
ドラマの演出としては、西崎にその後『崩れ落ちそうな橋』の問いを安藤に対してさせるためですが、もう一つは、その行為が杉下にとってどういう意味があるのか、つまり杉下が西崎に伝えたかったものは何か、それが気になります。
安藤のプロポーズは杉下に改めて事件の真相の一部を明らかにしました。それは安藤が野口の言う『僻地行き』をむしろチャンスと取っていたのを自分が取り違えて事件のトリガーを引いてしまった、という事です。
これにより、杉下はより一層自身の罪の意識を深めます。
そのきっかけとなった安藤のプロポーズを西崎に話した。
恐らく杉下は西崎に自身が知り得た事件の真相の一部を伝えたかったのだと思います。それは何かと言えば、なぜ安藤がチェーンを掛けたのか、という理由です。
この問題について、西崎が認識していると杉下が考えている事項を整理します。
1)西崎は安藤が鍵を掛けた理由は正確には知らない
杉下が安藤からプロポーズされた事で知り得た事が、安藤が外鍵を掛けた正確な理由です。事件当時、杉下にも安藤が成瀬に対する嫉妬心から鍵を掛けたのだろう事は推測出来ましたが、正確な理由は理解出来ていませんでした。しかし安藤のプロポーズで、それが杉下にも理解出来た。つまり作戦でプロポーズの機会を失った安藤は作戦成功後では杉下に自分が入り込む余地が無くなる。そのため作戦を頓挫させかつ杉下の自分への気持ちを確認する為に鍵を掛けた、という事を杉下は理解した。しかし西崎はまだここまで認識出来ていない、というのが杉下の判断です。
2)西崎は自分と安藤の関係は粗であったことを知っている
西崎は興信所を使って、杉下の事を調べた、と杉下自身へ説明しています。これを受けて杉下は自分と安藤の関係も粗であった事は西崎も知っている、ととっている。
つまり、杉下が安藤が自分へのプロポーズした、という事を西崎へ伝えれば、西崎は
『この十年安藤と杉下の関係は粗であった。それでも安藤は杉下へプロポーズしたということは、事件当時すでに安藤にはその気があった。そこへ杉下の究極の愛の相手である成瀬が噛む作戦を知った。作戦の成功は安藤には杉下の気持ちに入り込む余地を無くす。そこで鍵を掛け、計画を潰し、混乱の中で真に杉下が頼る相手は自分か成瀬かを試した』
という推論が出来るだろう、と踏んだんです。また、杉下としてはそれに西崎が気付いてほしい、という気持ちがあったはずです。安藤の行動の原因が自分であり、その結果が西崎の服役ですから、杉下としてはストレートにそれを西崎には話し難い。でも事件の真相は西崎にも伝えたい。そういう心理がプロポーズされた、という事実のみを西崎に伝える行動になったと思われます。
参照
安藤の指輪に対する杉下の涙の本当の訳
杉下は安藤が外鍵をかけた理由を認識し得たか
西崎は外鍵をかけたのが安藤であるといつ認識したか
安藤はなぜ外鍵を掛けたのか?
2015年5月16日土曜日
成瀬は作戦終了後、杉下との関係をどうしようとしていたのか
成瀬はN作戦2の実行前、〝大事な人が〜〟メールの時点で杉下の中に西崎がいることを知っていました。それでも敢えて西崎に協力する事にした。それは杉下がこの作戦に関わっているから。
彼女のおかげで今の自分がある、という思いからです。
では成瀬は作戦が終わった後、杉下をどうしようとしていたのでしょうか?
西崎は杉下の気持ちを知りません。ですから西崎と杉下が恋人関係になることはない。
杉下が西崎に気持ちを伝えるかというと、それも成瀬としては想像しがたいと思います。
おそらく杉下は西崎には自身の気持ちは打ち明けない。
成瀬にしてみれば、杉下の究極の愛の定義を知らないから、杉下がこの作戦で西崎への気持ちにケリをつけるつもりである、という事も予想だに出来ない。
そうすると、成瀬側から見ると、作戦終了後は、杉下ー西崎の関係は基本的に変化無し。また杉下ー成瀬間も杉下側からの働きかけはない、と予想する事になります。
つまり、後の不確定要素は自分の行動というと事になる。
成瀬の性格も勘案して考えると、
1.杉下に自分の気持ちを伝えて、杉下の選択に委ねる
2.何も言わず、島時代の友人という距離を保つ
このどちらかでしょう。
グイグイと押しの一手、というのは成瀬の性格的には無いと思う。
で、どちらが答えなのかは現段階では分からない。もう一つ状況が進んだ時の成瀬を見る必要がある。
それは、安藤望が男で、杉下にプロポーズする予定である、ということを知った時の成瀬の反応です。この時、成瀬は相当動揺していました。成瀬は何に動揺したのか?
杉下の気持ちが西崎にある、と成瀬は分かっています。しかしプロポーズするにたる相応の関係が杉下と安藤の間に存在した、という事を成瀬は理解した。
杉下は〝安藤は作戦の事は知らない〟といっています。安藤を作戦に係わらせたくない、という意思表示です。この状況下で成瀬としては、杉下が安藤のプロポーズを断ると断言出来る材料は有りません。
成瀬は杉下の事が好きです。杉下の成就しない気持ちを慮って、作戦に協力した。しかし安藤という新たな状況に対しては別です。少なくとも、成瀬にも安藤と同じ土俵に乗るだけの資格はある。
そうすると、成瀬としては安藤と同じ立ち位置を得る行動を取る必要が生じた、その必要性が生じた事がこの時の動揺なのだと思います。
最初から杉下へ気持ちを打ち明けるぜんていであるなら、それはすでに西崎と自分との選択を杉下に任せる事を覚悟している事になりますから、自分が選ばれないという可能性も十分入っている事になります。そこに安藤が入ってきても、ここまでの動揺にはならないと思います。
そうすると、逆説的に、この安藤が男であるとわかるまえ、杉下に計画への協力を申し出た段階での成瀬の考えは、〝何も言わず、島時代の友人という距離を保つ〟だったと推定出来ます。
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