2015年5月16日土曜日

成瀬はなぜデザートの構成に気を回したのか?に答えを与える事が出来ません

成瀬は出張サービス時のメニューの構成で、デザートはこれで良いのか?とオーナーシェフに確認しました。
その結果、女性だと思っていた安藤望が男性で、更にはサプライズで杉下へプロポーズするつもりである、という事を知り愕然としてしまう。

視聴者側からすると、ついに成瀬の前にライバルが実態を持って現れたことになった訳ですが、これ、よく考えると描写として変なんですよね。

何が変かというと、成瀬は食事会が成立しない、結果としてキャンセルになるであろう事を知っているのに、提供されないデザートの構成に自らの疑問を呈したんです。女性三人男一人でデザートの構成として、これでいいのか?と。

単に成瀬が仕事熱心、と取ればスルーしてもいいのですが、ここまで構造を作り込んだドラマでその理由は通らない。

杉下、西崎との打ち合わせでは、成瀬は西崎と一緒に野口宅へ入り、書斎で杉下が野口を引き止めている間に一人で待つ奈央子を西崎が連れ出す。後は杉下と成瀬が野口をなんとかする、といった計画でした。会についてはどうするのか、という杉下の疑問に成瀬自身が、トラブル発生で処理する、と説明しています。

提供されないはずのデザートの構成とを自らの気にとめる、という事は成瀬は当初のシナリオとは別の、料理が提供される事を前提としたしなりを検討していたのではないか?
そんな気がしています。
ただ、もしそのようなアイデアがあったとしても、安藤が男で且つ杉下にプロポーズするつもりとの新しい状況が生じた中でそのアイデアは実現するはずも無く、日の目を見ることはない。であるなら、そもそもなぜこんな描写を制作側が入れたのか?それが解せないんです。

15年5月19日 追記
改めてここのシーンを確認しました。
まずオーナーシェフがデザートの変更を成瀬に伝え、メモを成瀬に渡します。
そのメモを見て、そのデザートの構成に成瀬が違和感を抱いた、というながれになっていたので、真面目に仕事をする人間であれば、不思議のない反応でした。私がこの投稿で提示した疑問は勘違いでしたね。

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