…続き
安藤のバカヤロウ!でもなぜ鍵を掛けた?
西崎は状況の説明をしていない。西崎は安藤が鍵を掛けたのを知っていた。西崎は安藤と会ったんだ!それで安藤は何がしか計画に気付いた。
安藤は杉下へプロポーズを予定していた。それが出来なくなる事に気付いた。安藤が知りたかった事はなんだ?杉下がプロポーズを受けてくれるかだ。代わりに鍵を掛け、室内の混乱を作り出して、杉下が自分を頼るかを試した?でも、プロポーズなら後からでも出来る。後からでは出来ないと判断して、今試した。
後からではダメだと判断した理由は?安藤は作戦の外の人間だ。作戦が終わった後では杉下の気持ちには入り込めないと判断した。入り込めない理由は作戦の参加者にある。
西崎なら安藤がプロポーズする事にした状況が変わる訳ではない。すると俺だ!安藤は杉下が俺と自分のどちらを取るか、試したんだ。安藤は俺が計画に参加していることと、俺と杉下の関係を知ったんだ。
偶然、という言い訳が通らなくなる。安藤に鍵を掛けた理由を喋らせてはならない。鍵を理由に、西崎の情状酌量を期待したが、それも無理になった。
安藤は自分からは言わない。鍵をかけた事も、西崎にあった事も、俺と杉下の関係についても。計画の存在につながる証言はしない。言えば自分ばかりか、杉下が殺害の嫌疑の対象になるのは分かるはずだ。プロポーズしようとした相手を巻き込めない。こちらも鍵がかかっていたことは隠蔽しよう。
西崎は判っている。だから安藤を威圧した。杉下に鍵の事は話さないよう、指示しなければ…
続く…
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